半田市で外壁塗装30坪の費用相場と失敗しない業者選びのポイント
2025.01.29 (Wed) 更新
こんにちは。
半田市の外壁塗装専門店 プロタイムズ半田インター店です。
外壁塗装工事をそろそろしなくてはいけない・・・とお考えの方は、まずどのくらいの費用がかかるのかが最初の不安要素ではないでしょうか。
見積もりを取ってみたいけれども費用相場がわからない、費用相場がわからないから比較ができないといったお声も耳にします。
実際に私たちに工事をご依頼してくださったお客様も、ほとんど全員が同じ不安を抱えておられました。
そこでこの記事では、これから塗装工事をされる方に向けて、費用相場を中心に外壁塗装工事について解説いたします。見積書の例や塗装会社を選ぶ際のポイントについてもご紹介し、できるだけ不安を払拭した上で見積もりを依頼できるように解説しているので、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
目次 ・半田市の外壁塗装費用の内訳 ・費用相場と見積価格が異なる理由 ・どの塗料がお得? ・屋根塗装と同時施工のメリット ・悪質な業者の手口と対処法 ・信頼できる塗装会社の特徴 ・施工内容と施工箇所の確認 |
半田市における外壁塗装の費用相場
半田市で外壁塗装工事を行った場合の費用相場について解説いたします。
そして、実際に見積もりを取った際に、相場と金額が異なっている場合もあります。そのような場合に、どのような理由が考えられるかについてもご説明いたします。
また、塗料の選び方についても、プランごとに比較し、具体的に何を判断基準とするのが良いかをご説明いたします。
半田市 外壁塗装工事の費用相場
塗料グレード |
外壁塗装の費用 ※30坪で換算 |
耐用年数 |
シリコン | 100万円~120万円 | 約7~10年 |
フッ素 | 120万円~140万円 | 約15年~ |
無機 | 130万円~150万円 | 約15年〜 |
上記は、半田市において、30坪戸建て住宅を外壁塗装工事した場合の費用相場になります。アクリル塗料やウレタン塗料もありますが、耐用年数が短いため、近年ではシリコン以上のグレードが主流になっています。
100万円を切る工事になると、耐久性が低いもしくは付帯物(雨樋などの外壁以外の箇所)の塗装を省いたものになってしまう等の可能性があるため、慎重に検討する必要があります。住宅全体が長持ちするような施工を行なった方が、将来的にかかるメンテナンスコストを抑えられる場合もあります。
半田市の外壁塗装費用の内訳
外壁塗装工事の見積書を見てみましょう。見積書の読み方、どこを比較すれば良いかについてご紹介いたします。
【30坪戸建て住宅の外壁塗装工事の見積書】
外壁材:窯業系サイディング
使用塗料:弱溶剤シリコン塗料
工事項目 |
単価 |
数量 |
単位 |
金額 |
備考 |
足場・飛散防止シート |
¥1,000 |
188.0 |
㎡ |
¥188,000 |
|
養生 |
¥400 |
188.0 |
㎡ |
¥75,200 |
|
高圧洗浄 |
¥200 |
160.0 |
㎡ |
¥32,000 |
屋根外壁 |
シーリング打ち替え |
¥800 |
56.0 |
m |
¥44,800 |
外壁目地 |
シーリング増し打ち |
¥700 |
59.5 |
m |
¥41,650 |
サッシ周り等 |
破風塗装 |
¥1,100 |
38.0 |
m |
¥41,800 |
2回塗り |
軒天塗装 |
¥1,200 |
15.8 |
㎡ |
¥18,960 |
|
雨樋・水切り |
|
一式 |
|
¥42,000 |
2回塗り |
外壁塗装 | |||||
下塗り |
¥1,000 |
133.4 |
㎡ |
¥133,400 |
弱溶剤シーラー |
中塗り |
¥1,400 |
133.4 |
㎡ |
¥186,760 |
弱溶剤シリコン塗料 |
上塗り |
¥1,400 |
133.4 |
㎡ |
¥186,760 |
弱溶剤シリコン塗料 |
現場管理費 |
|
一式 |
|
¥68,000 |
|
小計 |
|
|
|
¥1,059,330 |
|
消費税 |
|
|
|
¥105,933 |
10% |
合計 |
|
|
|
¥1,165,263 |
|
外壁塗装工事は、下記のように進みます。
↓足場架設
↓高圧洗浄
↓下地処理
↓養生
↓外壁塗装(下塗り・中塗り・上塗り)
↓付帯塗装(雨樋、破風など)
↓足場解体、施工完了
この工事内容が、見積書に記載されています。塗料のグレードによって、主に外壁塗装の中塗り・上塗りに使う塗料が異なり、他の部分は変わらないことが多いです。
上記例では、シリコングレードの塗装ということがわかります。
単価に数量をかけたものが、その工事の費用になります。
<見積書を比較する手順>
・塗料グレードごとに合計金額の比較
・工事項目に過不足はないか
・単価の違い
・数量の違い
この手順で確認していけば、何が会社によって金額が異なっているかを細かく比較検討することができます。
費用相場と見積価格が異なる理由
実際に見積もりを取ってみると、費用相場よりも安い、反対に高いということもあります。相場とずれているからといって、塗装会社が良くないと判断するのはまだ早いです。
以下の内容を確認し、相場と見積もりが違う理由を把握しましょう。これらを確認しても、相場と異なる理由がない場合は、依頼候補から外しましょう。
建物の状態による工事費用の違い
まず、建物の状態によって、施工する範囲や工事内容が異なる場合は、相場と見積もりが合いません。
・建物の坪数と塗装面積
同じ30坪の建物でも、工事費用は異なります。それは、坪数は床面積を表しており、塗装工事は外壁の面積から算出するためです。坪数が同じ建物でもお家の形が違えば、外壁面積が異なるため、見積もり金額が変わってきます。
まず、坪数というのは、延べ床面積を坪単位に表したもので、1坪は約3.3㎡です。例えば30坪の住宅は、30坪×約3.3㎡ = 約99.2㎡となります。
上記のイラストに35坪と40坪の住宅があり、坪数だけ見ると40坪の住宅の方が外壁塗装工事の費用は高くなると思いますよね?
しかし、外壁の面積は双方変わらず、実際には塗装工事費用はほとんど同じになります。
つまり、同じ30坪の住宅でも凹凸が多い、外壁面積が大きい住宅の場合には相場よりも費用が高くなります。
・建物の高さと窓の大きさや数
天井が高い住宅などは、その分建物の高さが増えるので塗装面積が大きくなります。
開口部(窓やドアなど)の面積が大きい場合は、塗装面積は小さくなります。
・家の劣化状況
住宅の劣化状況によっても、見積もり金額が変わります。劣化が著しく、ひび割れの補修工事や外壁の一部張り替え工事などを行なう場合は、費用が高くなります。
上記に特に当てはまらなければ、会社の形態にも着目してみましょう。
会社の形態による金額の違い
・地元の塗装専門会社
自社に塗装職人が在籍しており、地域密着で施工を行なっている会社は、比較的リーズナブルな傾向にあります。
・大手メーカー
大手メーカーは、下請け(各地方の塗装店)に工事を発注しているため、中間マージンが発生し、工事費用は比較的高くなる傾向にあります。
会社によりますが、塗装工事の品質自体は、どちらも変わらないことが多く、工事費用がリーズナブルな地元の塗装専門会社に依頼される方も多いです。
どの塗料がお得?
先ほども載せた表から、どの塗料がお得か考えてみましょう。
塗料グレード |
外壁塗装の費用 ※30坪で換算 |
耐用年数 |
シリコン | 100万円~120万円 | 約7~10年 |
フッ素 | 120万円~140万円 | 約15年~ |
無機 | 130万円~150万円 | 約15年~ |
例えば、これから40年住んだ場合の塗装サイクルを考えます。
|
シリコン塗装 |
フッ素塗装 |
無機塗装 |
築10年 |
100万円 |
120万円 |
130万円 |
築20年 |
100万円 |
(塗装の必要なし) |
(塗装の必要なし) |
築25年 |
(塗装の必要なし) |
120万円 |
(塗装の必要なし) |
築30年 |
100万円 |
(塗装の必要なし) |
130万円 |
築40年目 |
-(塗装を検討) |
-(塗装を検討) |
-(塗装の必要なし) |
40年間でのトータル費用 |
300万円 |
240万円 |
260万円 ※築50年目まで耐久性が残っている |
上記の表は、シリコン塗装を10年ごとに、フッ素塗装は15年ごとに、無機塗装は20年ごとに再塗装を行なうとした場合のシミュレーションです。
40年間での外壁塗装工事のトータル費用は、シリコン塗装で300万円、フッ素塗装で240万円、無機塗装で260万円となっています。
つまり、トータルで見ると、シリコン塗装よりも、フッ素塗装の方がお得であることがわかります。
また、フッ素塗装よりも無機塗装の方がトータル費用が高く見えますが、無機塗装は築50年目まで耐久性が残っています。そのため、この場合では無機塗装が長期的に見ると最もお得な塗装プランになります。
以上のように、高級な塗料の方が、長期的に見るとトータルのメンテナンスコストを抑えることができる場合があります。どのプランを選ぶかは、ライフプランと相談しながら決めるのが良いでしょう。
屋根塗装と同時施工のメリット
外壁塗装工事を行なう際、屋根塗装工事も同時に行なうことをおすすめしています。そのメリットについてご紹介いたします。
・建物全体の保護と美観向上
屋根も外壁と同様に、塗装を行わないとひび割れなどの不具合を起こしてしまいます。そのため、定期的に塗装工事を行なう必要があり、外壁塗装工事と同時に行なうことが一般的です。
屋根も塗装工事によって維持することで、建物全体の保護と美観を向上させることができます。
・費用と工期の削減
屋根と外壁を同時に行なうことで、費用と工期も削減することができます。
屋根・外壁塗装工事は、どちらも足場架設が必要になりますので、2回に分けて工事をしてしまうと足場架設に2倍の料金を支払うことになってしまいます。
失敗しない塗装会社選びのポイント
外壁塗装工事の費用相場、見積書の見方について解説しました。次に、悪質な業者の手口と対処法、失敗しない塗装会社選びのポイントについてご紹介いたします。
悪質な業者の手口と対処法
急かして契約を迫る手口
相見積もりをお客様に取らせないように、キャンペーンや期限を決めて迫ってきます。比較検討されると不都合があるからで、このような会社は要注意です。
信頼できる塗装会社の特徴
信頼できる塗装会社の特徴を2つご紹介いたします。
1.価格の根拠が明確
見積書に記載された数量(外壁塗装の面積など)は、どのような根拠をもとに算出されたものかわからないことが多く、2、3社で見積もりを取っても、どこが正しい数字なのか判断がつかないこともあるかと思います。
そこで信頼できる塗装会社は、塗装面積の算出根拠がある、利用する塗料の量(塗料の缶数)が明記されている、一式見積もりでなく費用内訳が明記されている等、算出方法をしっかりとお客様にお伝えし、見積もりの根拠を明確化しています。
2.施工実績が豊富
地域での施工実績が豊富な塗装会社は、多くのお客様が選んでいる(選ばれる理由がある人気店)、経験豊富なため技術力がある等、信頼できる会社であることが多いでしょう。施工実績が少ない会社は、あまり塗装工事を行っていなかったり、出来てから間もない会社の場合もあります。10年、20年と長持ちするための塗装工事ですので、将来も依頼できるような実績のある会社を選びましょう。
施工内容と施工箇所の確認
見積書を比較検討し、費用を見比べ、しっかりと工事をしてくれそうな会社に依頼できても、その工事内容はしっかりと理解しておきましょう。
なぜなら、人生で1番高価なお買い物とされるお家は、これから何十年とご家族を守ってくれるもので、どのようなメンテナンスをしたかは記録しておいた方が良いからです。
施工写真を残して、どのような施工をしたのかわかりやすく記録してくれる塗装会社が安心です。
半田市の優良塗装会社の見分け方
・実績、口コミ、評判が良い
・地域密着型の塗装会社
・アフターサービスと保証の有無
上記3つを確認し、施工品質が高く、アフターフォローにも迅速に駆けつけてくれ、万が一の不具合にもしっかりと補償してくれる塗装会社を選びましょう。
半田市で外壁塗装するならプロタイムズ半田インター店へ!
見積書の例も交えて、どこの項目を比較検討すれば良いかについて解説いたしました。
それでも「よくわからないな…」という方は、プロタイムズ 半田インター店【株式会社平松建工】へご連絡ください。
施工前の近隣対応から施工後のアフターフォローまで、お客様のお家にとってより良くなるご提案をさせていただきます。
外壁塗装・屋根塗装は、プロタイムズ 半田インター店【株式会社平松建工】にぜひ一度ご相談くださいませ。