無機塗料とはどんな塗料?|半田市・東海市・知多半島の外壁塗装・屋根塗装は塗装屋ひらまつ
半田市・東海市・知多半島の皆様、こんにちは!
外壁塗装・屋根塗装専門店の塗装屋ひらまつです。
外壁塗装に使用する塗料にはグレードがあります。
グレードが高くなるほど耐候性能が上がったり、意匠性が高いものになったりします。
従来はシリコン塗料、フッ素塗料といった塗料が人気でしたが、
近年はこの二つを超える耐候性を持つ無機塗料を選ぶ方が増えています。
無機塗料の耐候年数は20年といわれています。
「本当に20年持つの?」とご質問いただくこともありますが、
今回は無機塗料とはどんな塗料なのか、詳しく説明していきたいと思います。
無機塗料は「無機物」を含む塗料
無機塗料は名前の通り無機物を含有した塗料です。
無機物とは、紫外線や水分などによってほとんど劣化をしないもので、
ガラスやアルミ、石などは無機物になります。
逆に有機物は紫外線や水分によって劣化しやすいもので、
プラスチックや木、また外壁材も有機物です。
従来のシリコン塗料やフッ素塗料も有機物にあたります。
紫外線や水に強い無機の成分を含有することで、従来の塗料よりも高い耐候性を実現しています。
ただし、100%無機成分では外壁用塗料として成立しないので、
元々の有機成分の中に無機成分を含有させて塗料となります。
無機塗料を選ぶポイント
無機塗料が住宅用塗料として一般的に使われるようになったのは5年ほど前で、シリコンやフッ素と比べると歴史は浅いです。
現在たくさんのメーカーが無機塗料を販売していますが、まだ出てから日が浅い分、
無機塗料とは名ばかりで性能面においてシリコンやフッ素と大差ない無機塗料も多くあります。
そこで無機塗料を選ぶポイントは無機成分の含有率です。
先程説明したように無機塗料はもともとの有機成分の中に無機成分を含有させます。
この無機成分が多いほど耐候性能が高い塗料になります。
中には無機成分を少ししか含有していないのに無機塗料として販売されているものもあります。
無機塗料のデメリットである「硬さ」と含有率の関係
無機塗料が住宅用塗料として使用されなかったのは無機塗料が「硬い」というデメリットがあったためです。
無機成分は耐候性に優れていますが硬いという特徴があります。
塗料としては硬すぎると割れてしまうリスクがあり、動きの大きい戸建て住宅においてはあまり使用されませんでした。
無機の成分は多く含ませることで耐候性は上がりますが、より硬くなります。
そこでメーカーは塗料として必要な柔軟性を維持しつつ、無機成分を多く含ませる開発に時間をかけました。
無機塗料自体は実は25年以上の歴史がありますが、住宅用塗料として使用されるようになるまでにはこのような歴史があります。
無機塗料は少し特殊な塗料なので、メーカーによって得意不得意が大きく出ます。
開発期間が長くないメーカーは、柔軟性を維持しつつ無機成分を含ませる技術がないので、耐候性がそれほど高くない無機塗料になります。
無機塗料のメーカー
無機塗料のパイオニアといわれるメーカーがあります。
一つがダイフレックス、もう一つがKFケミカルです。
塗装屋ひらまつではダイフレックスのスーパセランフレックスという無機塗料を使用します。
塗料の柔軟性を維持しつつ、無機の成分を多く含ませる高い技術を持つのがこの2社です。
含有率は2社ともに業界最高の40%以上です。
シリコンやフッ素といった塗料はある程度名の通ったメーカーであれば品質が安定していますが、
無機塗料はメーカーによって大きく差が出るので、個人的にはこの2社以外の無機塗料はお勧めしません。
まとめ
無機塗料は無機成分を含んだ塗料で、「含有率」が性能に大きく影響する
塗料の柔軟性を維持しつつ、多く無機成分を含有しているのが良い無機塗料
無機塗料おすすめメーカーは「ダイフレックス」と「KFケミカル」
今回は無機塗料を少し詳しく紹介させていただきました。
無機塗料は新しい塗料という認識がありますが、塗料として実は25年以上も歴史があり、
住宅用塗料への開発も長く行われています。
一回の外壁塗装で長く持たせたい!という方にはおすすめです。
半田市、知多半島で無機塗装をご検討の方はぜひ塗装屋ひらまつへお問い合わせください!
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