家の外壁材の種類と特徴|半田市・東海市・知多半島の外壁塗装・屋根塗装は塗装屋ひらまつ
2023.06.16 (Fri) 更新
外壁材にはさまざまな種類があります。
現在日本で最も多く使用されるのは窯業サイディングですが、
金属外壁、モルタル、ALCなどたくさん種類があります。
今回はそれぞれの外壁の特徴とメンテナンスのタイミングについて紹介します。
窯業サイディング
日本の戸建て住宅の7割以上はこの窯業系サイディングが使われています。
タイル調や木調などデザインが豊富で一番多く使われる外壁材です。
セメントや繊維質を原料としており、表面には焼付塗装が施されています。
メンテナンスのタイミング
一般的にサイディングの塗装時期は10年が目安です。
新築の時に光触媒や高耐候のものを選ばれている場合でも、15年程度でメンテナンスが必要になります。
塗装劣化の目安としては色あせやチョーキング、目地の劣化です。
外壁の色があせたり、手で触ると塗装の粉が付いたりする状態は塗装が劣化している状態です。
※最近のサイディングはクリア(透明)の焼付塗装がされている場合があり、チョーキングが出ないタイプもあるので要注意です
また目地やサッシの周りにはシーリング(コーキング)が施工されており、ひび割れ・硬化などもメンテナンスの目安となります。
金属外壁
金属外壁にもさまざまな種類があります。
現在人気のガルバリウム鋼板、またアルミやスチールなどです。
種類によって差がありますが、比較的高耐久で腐食にも強いといわれています。
メンテナンスのタイミング
金属外壁の劣化の推移は、
色あせ・チョーキング → 白サビ → 赤サビです。
色あせは表面の塗膜が劣化しているサインです。
この状態で時間が経つと、金属自体に傷みがみられるようになります。
次に出てくる白サビは赤サビ(赤茶色のサビ)の前兆です。
赤サビまで進行してしまうと、サビの進行を止めることが難しくなるため、白サビ段階での塗装が必要です。
15年前後が目安と言われていますが、白サビが出ている場合は早めに塗り替えが必要です。
ALC
ALCは軽量気泡コンクリートの略で、高い断熱性・防音性を持つ外壁材です。
ヘーベルハウスはALC住宅の代表的なメーカーです。
パネルを貼り合わせ、パネルの隙間はシーリング材で埋められています。
メンテナンスのタイミング
ALCは構造上外壁の内側に防水シートが施工されない場合が多いです。
他の外壁材は内側に防水シートという2次防水があり、外壁や目地シーリングが割れても2次防水で雨漏れを防ぎます。
ただしALCは2次防水がないので、外壁や目地シーリングの割れが雨漏りにつながる場合が多いです。
ALCは特に目地シーリングの割れからの雨漏り事例が多いです。
目地に割れや劣化がないかしっかりと確認する必要があります。
まとめ
外壁材によってメンテナンスの時期、目安は様々です。
お家の外壁材を理解し、適切なタイミングで塗装できるようこまめにセルフチェックしていただくことをおすすめします。
塗装屋ひらまつ 福手