屋根カバー工法とは?半田市・東海市・知多半島の外壁塗装・屋根塗装は塗装屋ひらまつ
2023.10.31 (Tue) 更新
東海市・大府市・知多市・東浦町・
半田市・常滑市・武豊町・阿久比町・知多半島の外壁塗装専門店の塗装屋ひらまつです。
経年や住宅がさらされている環境によって屋根が劣化した際は、適切な方法でメンテナンスをする必要があります。
本日は「屋根カバー工法」についてご紹介します。
屋根カバー工法ってどんな工事?
屋根のカバー工法とは、現状の屋根材をはがすことなく、その上から新しい屋根材を重ねて取り付ける工法のことです。
カバー工法という呼称以外にも、「被せ工法」「重ね葺き」「重ね張り」とも呼ばれています。
屋根のリフォームと聞くと、屋根全体を葺き替える大がかりな工事をイメージされる方が多いのですが、カバー工法であれば、屋根を葺き替えるよりも工期や費用を抑えられるので、近年では定番の屋根リフォーム工法となっております。スレート、軽量金属屋根などのような平板の屋根材の上からなら、施工可能です。
屋根カバー工法の目的は、2つの防水機能を新しくすることです。
2つの防水機能とは、防水シートと屋根材のことです。
防水シートと屋根材の2つが新しくなることで、長期にわたる屋根本来の機能を取り戻すことができます。
カバー工法のメリット
・短期間で実施できる。
古い屋根の撤去がないため工事期間が短く済みます。工事期間はおおよそ5日~10日間程度です。
・費用が安くできる。
「カバー工法」は既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねる工法であるため、屋根材の補修や撤去が必要ありません。
そのため作業のための人件費を抑えることができます。
・屋根を取り換える必要がないので、廃材が出ない。
屋根を取り換えるとなると、古い屋根材を解体する費用や処分費が発生しますが、カバー工法の場合は廃材がでないので、そのような手間も処分費用もかかりません。
結果的に、エコで環境に優しい工法と言えるでしょう。
・屋根としての機能が増す(断熱性・遮音性・防水性・耐久性)
屋根が2重構造となるため、断熱性能・遮音性能・防水性・耐久性が増します。屋根としての機能が増すことで、雨漏りの危険性も回避できます。
・屋根の状態によっては実施できない。
屋根の下地となる野地板や、もともとの屋根材が、ひどく劣化して腐食していたりする場合は、屋根カバー工法が施工できないことがあります。
なぜなら、劣化度合いが激しいと、新しい屋根材を釘やねじでしっかり固定することができないためです。
新しい屋根材の分、どうしても重みがプラスされるため、耐震基準法に則した造りになっていない古い住宅や、劣化度合いの激しい住宅には向きません。
「うちの屋根リフォームはいくらかかるだろう?」と気になる方は、専門業者に現地調査を依頼して、詳細な見積もりを出してもらいましょう。