【半田市版】火災保険適用で外壁塗装がお得に!申請の流れとギモンを解決
2025.01.29 (Wed) 更新
こんにちは。
半田市の外壁塗装専門店 プロタイムズ半田インター店です。
昭和46年の創業以降、おかげさまで外壁塗装で420件以上、屋根塗装で180件以上の工事をお任せいただいております。
これまで地域のお客様からは、塗装工事の品質についてのご質問をいただくことが多かったのですが、最近では品質についてはご安心いただいているためか、ご予算のご相談が多くなってきたように感じます。
これからも信頼を積み重ねられるよう尽力していくことはもちろんですが、今回は、そのご予算のお役に立てるようなお役立ち情報をお届けします。
タイトルにあるように「外壁塗装に火災保険が使える」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
実は火災保険は、万が一の火災だけでなく、風災、雪害、雹(ひょう)害なども補償してくれます。災害により屋根や外壁が損害を受けた際には、火災保険をうまく利用することで工事費用の節約にも繋げることができます。
本記事では火災保険を外壁塗装工事で利用する方法について、どのような場面で保険が適用されるのか、申請方法などをご紹介いたします。また、記事後半では当店での適用事例もご紹介させていただきますので、ぜひご覧ください。
目次 火災保険とは 外壁塗装における保険の適用について 保険適用の条件と対象工事 申請の手順とタイミング 保険会社とのコミュニケーション 保険金の支払いと免責金額 保険金の支払いはいつ? 免責金額とは 保険料の変動について |
火災保険と外壁塗装の関係
火災保険は、建物が損害を受けた際に補償される保険です。その損害に対する修理が外壁塗装であった場合、外壁塗装工事の費用が保険で補償されます。
どのような場面で、外壁塗装工事に火災保険が適用されるのか、適用条件と工事内容をご紹介いたします。
火災保険とは
火災保険は、自然災害や盗難などによって、建物や家財に生じた損害を保証する保険です。
火災保険における自然災害とは、火災だけでなく、落雷、破裂・爆発、風災、雪害、雹(ひょう)災、飛来物による損傷などを指します。
※保険内容はご加入の保険によって異なりますので、必ずお手元の保険証券の確認をお願いいたします。
外壁塗装における保険の適用について
火災保険は、基本的に「建物」に生じた損害を保証します。(※1)
この「建物」に外壁も含まれており、外壁が自然災害等によって損害を受けた場合には、その修繕にかかる費用が補償されます。
火災保険が適用される、災害の種類について一部をまとめた表が下記になります。
災害の種類 |
主な事由 |
火災 |
住宅が火災の被害に遭った |
風災 |
台風や突風によって外壁や屋根が破損した |
雪害 |
大雪などで屋根、外壁、雨樋が破損した |
雹(ひょう)害 |
雹によって屋根・外壁・雨樋が破損した |
落雷 |
落雷により火事になった、落雷で家電が壊れた |
(※1)
保険証券に記載されている災害等により、外壁が損傷してしまった場合には、外壁塗装工事に火災保険が適用されます。例えば、修繕に必要な費用が100万円であった場合、免責金額を除く全額が補償されることもあります。(※2)免責金額については、後ほど「保険申請の流れと必要書類」でご説明させていただきますので、ここでは割愛します。
※1.契約内容によって補償範囲は異なりますので、必ず契約内容のご確認をお願いします。
※2.保険会社によって判断が異なり、申請後の査定によって補償金額が確定します。
保険適用の条件と対象工事
『保険適用の条件』
・災害によって屋根・外壁に修繕が必要となった場合
・損害発生から原則3年未満
『対象工事』
・外壁塗装工事
・外壁張り替え工事
・屋根塗装工事
・屋根葺き替え工事
・雨樋交換工事
など
火災保険が適用されるのは災害による損傷が原則で、経年劣化による塗装工事には適用されません。
また、損害発生から3年が経過したものは、請求期限が過ぎてしまっているため補償されません。
対象工事については、損害を受けた箇所の修繕に必要な工事で、塗装工事以外の施工にも適用されます。塗装ではなく、張り替え工事が必要な場合には、その金額が補償されます。
保険申請の流れと必要書類
「火災保険の申請は、ちょっと難しそう・・・」と思っている方もご安心ください。
当店担当がサポートしながら、スムーズに申請を行なうことができます。実際には、簡単な手続きとなりますので、お客様にご準備いただくものはほとんどありません。
申請の手順とタイミング
▪️申請のタイミング
損害発生から3年未満で、外壁塗装工事を行なう前
▪️主だった必要書類
・保険金申請書
・工事見積書
・損害箇所の写真
▪️申請手順
①保険会社に連絡。申請書を郵送してもらう。
②外壁塗装工事もしくは必要な施工の見積書を塗装会社に請求する。
③塗装会社から見積もり、損害箇所の写真をもらう。
④塗装会社からもらった、写真と見積書を申請書に同封して郵送する。
お客様が行なう必要があるのは、保険会社に申請書を請求することと、必要事項を記載した申請書、写真類を同封して送付することです。
見積書や損害箇所の写真は、塗装会社が準備してくれますので非常に簡単に火災保険の申請ができます。
保険会社とのコミュニケーション
保険会社とは、主には書面上のやり取りのみで、申請書と見積書、損害箇所の写真等から判断されて保険金が下りることが多いです。
損害の程度などによっては、損害鑑定人が現場に確認しに来ることがあります。
その際にも、塗装会社に日程をお伝えいただければ、損害箇所の確認および必要な施工について、保険会社に立ち会って説明してもらうことができます。
施工内容についてはお客様で詳しく分からないこともありますので、当社ではスタッフが対応させていただき、お客様にご安心いただいております。
保険金の支払いと免責金額
実際に火災保険を申請すると、支払いはいつくらいになるのでしょうか?
また、保険金を受け取る際の、免責金額についてもご説明いたします。
保険金の支払いはいつ?
保険金は、申請から原則30日以内に支払われます。ただし、特別な対応や調査が必要な場合には、それ以上かかってしまうこともあります。
免責金額とは
免責金額とは、簡単に言うと自己負担額のことになります。例えば、免責金額3万円で、損害額が20万円と査定された場合、保険金は20万円 – 3万円 = 17万円となります。
この免責金額の設定は、保険会社の各プランによって異なりますので、保険証券を確認してください。
保険料の変動について
火災保険料は、火災保険を申請し保険金が下りても、変動することはありません。
車の保険のように、等級によって保険料が変動することもありませんので、何度申請しても保険料は変わりません。
ただし、1回の損害で、保険金額に相当する支払いが発生した場合や、保険金額の80%以上が支払われると契約がそこで終了となる保険会社もあるようですので、一度ご自身の契約内容をご確認ください。
火災保険で保険金はいくら下りる?
火災保険を申請した場合、外壁塗装工事でいくら保険金が下りるか、具体的な事例と一緒にご紹介します。
事故の内容 |
工事内容 |
支払われた保険金額 |
台風による飛来物で外壁が破損 |
足場仮設、破損外壁の張り替え、塗装 |
約70万円 |
落雷によって外壁が破損 |
足場仮設、破損外壁の張り替え、塗装 |
約50万円 |
雪の重みで雨樋が破損、外壁が破損 |
足場仮設、破損箇所の補修及び塗装 |
約80万円 |
隣家の火災による延焼で外壁が破損 |
足場仮設、破損外壁の塗装及び張り替え |
約150万円 |
損害箇所、破損範囲、工事費用によって保険金額は変わります。必要な工事で、保険金が下りれば非常に助かりますよね。万が一の災害に備えて、せっかく加入している火災保険ですので、損害が発生した場合には申請を行なうことをおすすめします。
よくある質問と解決策
火災保険を利用して外壁塗装工事を行なう際の、よくある質問についてまとめていきます。
Q 保険金が下りない場合ってどんなとき?
・損害発生から3年以上が経ったもの
・経年劣化による破損
申請期限は3年未満となっていますので、損害が発生してからなるべく速やかに申請しましょう。
災害による補償を行なうのが火災保険ですので、経年劣化による外壁の破損で外壁塗装工事を行なう場合は、保険金は下りません。
Q 工事後でも保険金は下りる?
災害による破損によって、先に修繕工事を行なった場合でも火災保険を申請することで保険金が下ります。
ただし、以下の点に注意する必要があります。
・被害から3年以内
・被害発生時の写真を撮っておく
・工事の見積書を保管しておく
申請の際には、自然災害による破損であったことわかる資料が必要です。
Q 火災保険を何度も申請するデメリットは?
基本的にはデメリットはなく、被害を受けたら申請を行なうようにしましょう。
火災保険には、申請回数の上限がありませんし、自動車保険のように申請して保険金が下りたからといって、保険料が上がることもありません。
また、保険金を受け取って、次回に申請した際の保険金が減額されると言うこともありません。例えば、3,000万円の火災保険で、100万円を受け取っても、残りは2,900万円になるということはなく、次回も3,000万円を上限に補償されます。これを「保険金額自動復元方式」と言います。
Q 相見積もりを取っても良い?
火災保険申請のための見積もりを、数社から取っても問題ありません。ただし、申請に使う見積もりは、1つだけになります。
Q 外壁塗装工事以外も申請できる?
外壁塗装工事以外が含まれた見積もりも、火災保険に使用できます。災害による破損は、塗装工事によって修繕すると決まっているわけではなく、張り替え工事などの他の工事が必要な場合もあります。
そのため、火災保険では外壁塗装工事以外にも様々な修繕工事に適用されます。
当店での火災保険適用事例
こちらでは、当店で実際に火災保険を適用して施工した事例をご紹介いたします。
【外壁材の台風被害】
施工前 施工後
台風によって、木外壁の外壁材が破損してしまったお家です。
施工内容としては、破損部分の張り直し(新設)を行ない、張り直した箇所の塗装を行ないました。
【トタン外壁の強風被害】
施工前 施工後
強風で近隣から瓦が飛んできて、トタン外壁へ衝突してしまった事例です。
トタンの張り替えを行ない、張り替え部分には再塗装を施しています。
【瓦屋根のずれ被害】
施工前 施工後
瓦屋根の瓦にずれが生じてしまった事例です。こちらではずれた瓦の位置を直し、一部漆喰の補修を行なっています。高所作業になりますので、足場を設置しての作業となりました。
悪徳業者を選ばない!
火災保険を利用した悪徳業者の事例についてご紹介いたします。
【事例1】「外壁塗装工事が火災保険で無料」は本当?
災害による被害で塗装工事が必要な場合には、全額が保険金で賄えることもあります。ただし、本来は災害に対しての補償ですので、このような謳い文句は適切とは言えないでしょう。
さらに、この制度を利用した悪徳業者もいるようですので、注意が必要です。
【事例2】保険金詐欺
自然災害による損害でないにもかかわらず、経年劣化の破損も火災保険で申請する手口です。お客様にとっては、保険金が下りれば工事費用の負担が少なくなるので嬉しいかもしれません。しかし、このケースでは塗装会社だけでなく、お客様も詐欺に加担したと判断されることもありますので、適切な申請を行ないましょう。
火災保険を利用した悪徳業者もいますので、適切な対応をとってくれる塗装会社に依頼することをおすすめします。
半田市でおすすめの塗装会社の選び方
半田市で外壁塗装工事を依頼するために、塗装会社を選ぶポイントについてご紹介します。
■実績、口コミ、評判が良い
地域で塗装工事の実績、口コミ、評判が良いかをホームページやその他サイトで確認しましょう。
実績が少なく、口コミ・評判がほとんど無い、もしくは悪い会社は、施工品質に問題がある場合がありますので注意が必要です。
■地域密着型の塗装会社
地域密着型の塗装会社は、一度悪い施工を行なってしまうと、地元で営業ができなくなってしまいます。長く地域で営業している塗装会社は、品質が安心できる指標になります。
また、施工後のアフターフォローなども、地域の会社は手厚いです。遠くにある会社ですと、問い合わせから対応まで時間が掛かってしまうことも珍しくありません。お家のお困りごとは、迅速に対応してくれる地元の塗装会社だと安心です。
■アフターサービスと保証の有無
施工完了後もアフターサービスがあるか、万が一の施工の不具合にも補償をしてくれるかを確認しましょう。
塗装工事の保証書を発行してくれるのか、その内容が充実しているかも会社選定のポイントになります。
半田市で外壁塗装するならプロタイムズ半田インター店へ!
これまで、火災保険と外壁塗装の関係からおすすめの塗装会社の選び方までご紹介させていただきました。火災保険を活用しながら外壁塗装をしないといけないと感じている方は、まずは塗装会社の情報を調べて相談してみましょう。
それでも「よくわからないな…」という方は、プロタイムズ 半田インター店【株式会社平松建工】へご相談ください。
当店では、自然災害によって破損してしまった場合でも、専門家による診断を行ない、適切な施工方法をご提案いたします。そしてもちろん、火災保険申請サポートも行なっておりますので、申請のための資料作りなども心を込めてご準備させていただきます。
適切な補修を行なうことで、建材が長持ちし、建物の寿命を延ばすことになりますので、大切なお家をお守りするため、外壁塗装・屋根塗装は、プロタイムズ 半田インター店【株式会社平松建工】にぜひ一度ご相談くださいませ。